ジョリシザーの３本目のトリマー用ハサミは７インチのコバルトカーブシザーになりました。
名称は「HACHIWARE/ハチワレ」になります。
最初の２本のセニング、MINUETとSOMALIは個性が強いハサミでしたが、今回のカーブシザーは万人受けするトリミングシザーになっていると思います。
ポイントは鋼材とカーブの角度
一番の特徴は鋼材にATS314というコバルトを含んだ鋼材を使っていて、さらにカーブ角度が30度あるというところです。
ATS314は多くのカーブシザーで採用されている440Cの上位の鋼材になります。
鋼材を良くするとハサミに硬さ粘りが強くなり、耐摩耗性が高くなりますが、素材が固くなってくるためハサミを曲げたり、加工することが難しくなってきます。
なので、加工しやすいアルミの素材を使ったものは角度50度のような、ディープカーブのハサミも出来ます。
素材が柔らかいので、その分、使用感や切れ味は落ちる。のでどっちで妥協をするのかがカーブシザーの難しところでもあります。
例えば、個人的にはミニカーブや7.5、8インチカーブのサイズの場合にはカーブが35度あると嬉しい。
７インチなら汎用性を重視して20〜30度が使いやすいかなと思います。
丁度バランスの良いところをとったカーブシザー
Joliでは角度30度のハサミのカーブをつけられるギリギリの鋼材としてATS314を使ったカーブシザーを作りました。
鋼材とカーブとのバランスを考えてつくっています。
鋼材の質が高くなるメリットは切れ味の落ちづらさはもちろん、開閉感など使用感にも影響します。
スムーズで軽快に使えるカーブシザーに仕上がっていると思います。
切れ味は『刃先までしっかりと毛をつかむタイプ』です！
毛を逃しながら柔らかく切れる、というよりは逃さない切れ味です。
まとめ
鋼材の質が高く、７インチサイズ。
軽量で、カーブも角度があり、毛を逃さないタイプ。
と、メインのカーブシザーとして使いやすいものになっていると思います。
通常価格38,000円税込のところ初回生産分のみの限定価格で30,400円税込になります。（次回生産分から通常価格になります）
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