- 舐める事が癖になっている。
- 特別な理由はなくなんとなく。
- 緊張、不安、欲求不満、ストレス。
- ノミやダニがいて痒い。
- アレルギー(食事、またはシャンプーなど)。
- 皮膚病、怪我をしている。
- 飼い主の反応がうれしい。
- 手や足に付着した匂いや香りが気になる。
- 爪が伸びすぎている。
- 空腹。
- 運動不足。
理由として考えられる可能性としてはこれらの事です。 理由がなくても何となく舐める事もよくあります。また、過去に何かが原因で手足を舐めるようになり、それが癖で残っている場合など、問題があるわけでは無いのに手足を舐める行動をすることはあります。 理由も一つではなく複数の事が重なっていることもあり、特定するのが難しいのですが、まず舐め方をチェックしてみます。
舐め方から原因を探ってみる
1. ペロペロ舐める
よく目にする行動ですが、食後や散歩の後に手先や肉球を舐めている時は、付着した食べ物や散歩中についた匂いを気にしている事が多いです。 次に疑う原因としてはアレルギー、皮膚病、怪我をしている可能性があります。
まず、舐めている部分の皮膚を確認してみてください。足なら指の間が炎症していないかチェックしてみて、体なら毛をかき分けて炎症、出来物がないかチェックしてください。
皮膚に異常があれば、それを気にしているので病院で獣医さんに診察してもらいましょう。 特に見た目には問題がなくても、食事・オヤツによるアレルギー反応で痒くなる場合があるので、特定の食事・オヤツを食べさせた時に手足や体を気にする行動をするのであれば、食べ物を変えてみるのも良いと思います。
最後に疑うのはストレスで、「十分に遊んであげているかどうか」「逆に構いすぎて過保護になっていないか」「叱りすぎていないかどうか」をチェックしてみてください!
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2. 歯をカタカタさせて細かく噛む
歯を細かくカタカタさせて噛んでいる時は、その部分がむずむず痒い可能性があります。 夏~秋ならノミ、ダニがついている可能性があるので、毛をかき分けてみてチェックしてみてください。
耳の裏や、尻尾周り、顔周りなど細かい部分まで確認してください。 ダニは分かりやすいのですが、ノミは小さい焦茶色の粒で、移動をするので目を凝らさないと見逃しがちです。 ノミ、ダニが見つかった時は、ペットに寄生した成ノミやマダニを駆除するフロントラインを使えば解決します!
夏になったらフロントラインを必ず!
他に考えられる事は舐める時の理由と同じで、アレルギーで痒がっているかもしれないので、食事・オヤツの素材を確認してみてください。
3. 毛を毟るように噛む、爪を力強く噛む
毛を毟るように噛む場合は、「ストレス(遊びたりない、退屈、空腹、他に噛むものがない)」が一番に考えられます。毛を毟るほど力強く自分の体を噛むというのは、何か原因があります。爪は伸びていると噛むこともあるので、長ければ切って様子をみて下さい。
例えばよくあるのが、お留守番させると毛をむしってしまうというパターンですね。
転位行動といいますが、これはストレスが極限まで達したり、どうすればいいのかわからない時などに全く関係のない動作で気を紛らわす行動です。犬がストレスの発散方法として、足の毛をむしらざるをえない状況になっているとも考えられます。 人間がイライラして壁にやつあたりで殴ったり、質問の応えに窮して頭をかいたり。意味はないけど気を紛らわすための行為が転位行動です。
毛を毟る転位行動が続いているという事は長期的なストレスが原因の場合が多く、ストレスとなっている原因を解決しない限り解決は難しいかもしれません。しつけで止めさせられるものでもないと思います。
心因性のトラブルやストレスケアのサプリメントもあるので、こちらを試してみるのも良いと思います。
まとめ
これまで書いたように考えられる理由は様々ですが、飼い主さんが悩むほど手足を舐めたり、噛んだりしているという事は、「ストレスまたはアレルギー」が最も考えられる原因になりそうです。
小さなことでもそれが続けばストレスになったりもするので、思い当たる事がないか考えてみて下さい。アレルギーかも?と思ったら動物病院でアレルゲン検査をするなど、原因食材を調べていく事もできます。
アレルギーの出にくい魚を使ったフードなどを試してみても良いかもしれませんね。